おとなとこどもの生活発表会 1日目
2/23(金)10:00~12:00 出席65名 子ども2名
1年の生活勉強の総仕上げであるこの発表会を今年も実施することができた。最寄と勉強グループその他手仕事の会・生産部・公共などまさに一家総動員だった。
1日目、最初はNさんの「グラフから見た42年の家計」の話。
子供の時からこづかい帳はつけていたので、家計簿をつけないという選択肢はなかった。42年間家計簿をつけ続けてこられたのは友の会の仲間がいたからと嬉しいことを。3人の子どもの教育費・住居費・特別費と時代を追って家計簿の山も移ってきていることがはっきりわかるグラフから、しっかり前を向き一筋に歩んでこられた姿が一目瞭然だった。
次に、食グループからは提出43枚中29枚の「食べたもの調べ」の風配グラフを発表。バランスよく食べられている円に近い人のグラフ、肉魚や芋が飛び出しているグラフ、また反対に卵や牛乳が全く摂れていないグラフなどもあり何回やってもなかなか理想の目安量に近づけない現状が見えた。バランスよく食べることを心掛けるには、それなりの努力が必要であると痛感。また、間違えやすい食材の仕分けとして、ゴマ・クルミは豆製品、豆乳は飲料水、ワカメなどの海藻はその他の野菜、お麩は粉であることなどを指摘。さらに、肉の4倍の野菜を食べましょうと呼びかけられた。
プログラム3番目は、松が岡最寄の「梅が枝餅」の実習。餡の勉強からで餡さえ作ってあれば白玉粉を使って簡単にできる太宰府伝統の和菓子を紹介。試食もできて嬉しかった。
今年度の生活勉強の集大成の展示にはどこも力を入れ、美しくかつ見やすくと工夫されていた。食関係は「パンつくりの様子」・「朝食調べ」など8最寄から、子どもは「子ども1日の食の目安量」など2最寄と子ども部の子ども生活学校の活動の様子など、家計は寒川茅ヶ崎北最寄の「3年間の電気料金調べ」と家計グループ、その他として「鍋帽子」など2最寄と住グループ・生活工芸グループ・手仕事の会から両窓側の棚とホール中央にスペースを十分にとって展示。表や写真のほかに実物も用意し、どこも丁寧な展示説明がしっかりされ、わかりやすく、興味をもって実際に見るに十分だった。
学びあってきたことをしっかりまとめ、発表へと結びつくルートが設定されていることは、やりっぱなしでなく、一仕事一片付けの意味からと最寄メンバーの結びつきなどの達成感を持つためにも必要でないかと改めて思い、充実した発表会の1日であったと感激。
(A記)
おとなと子どもの生活発表会 2日目
2/24(土)10:00~12:00
2日目は子ども生活学校今年度の閉校式から始まりました。今年度の生活学校にはのべ27人の子どもたちが集まりましたが、この日は14人の子どもたちが集まってくれました。まずはいつも生活学校の時に歌っている讃美歌を歌い、次に1年間生活学校でやってきたお昼ご飯を作ったり、工作をしたり、クリスマスケーキを作ったり、などの写真を見ながら、子どもたちがこの1年の生活学校の感想をひとりひとり話しました。今年度は最高学年が4年生で低学年の子どもたちが多かったのですが、はにかみながらも感想を話してくれました。次に、おとなも取り組んでいる使用済み切手のプロジェクターを子どもたちが読みました。役を一人一人決めて読み進めていったのですが、自分の番ではないところもちゃんと聞いていて、この1年、使用済み切手集めを呼び掛けてきたので、人の役に立つ活動としてやってきたのでこれからも続けていきたいと思いました。
次に、食グループの横山さんが「ごはんを食べよう!栄養たっぷりお米の話」をしてくださいました。本物の稲穂を使っての説明や米粒の話など子どもにもわかりやすいように丁寧に話してくださって、子どもたちも真剣に聞き入っていました。私の娘も聞いていたのですが、帰宅してから「玄米を食べてみたい」と言っていてとても興味があったようです。
次に湘南台最寄の柴田さんや亀岡さん親子がふわふわホットケーキの実演をしてくださいました。親子の掛け合いがとっても楽しくて、生活学校に参加していた子どもたちも甘い香りにも誘われて実演のテーブルを囲んでいました。
本当にふわふわのホットケーキが親子で作れる!とても楽しい実演でした。
この後、子どもたちは子ども室に移り、使用済み切手をジェイオーシーエスに送るために四隅を切る作業を3ツのテーブルに分かれてしました。
切手の色々な形や絵を見ながら、集まったすべての切手を切り終えることが出来ました。
その時間、ホールではこの1年間、勉強してきたものや最寄のおはこなど、
最寄と各グループから販売品の説明がありました。
この日は子ども生活学校の保護者のお客様が6名、そのほかにも2名、合計8名のお客様がいらしてました。
ホールでの沢山の展示、会議室での販売、そして台所での喫茶などどこも賑やかで1年の最寄勉強が分かりあえるよい機会が持てたと思いました。
(I記)
1月勉強会
1月26日(金)10:00~12:10 出席50名
読書 「生活費とその予算」(『家事家計篇』「豊かな心で」から抜粋)
内容 ・Hさんの昨年の家計簿から、暮らしの報告
・2018年の予算を見合う
6グループに分かれて話し合い、まとめの報告を聞く
・ミニセール
Hさんのお話は、最寄単独での家事家計講習会でお話しされた内容です。
年金生活の中で家計簿と相談しながら心豊かに暮らす日々を大切にされ、
生活面での様々な工夫や、ご夫婦の心の整理をする時の考え方、庭の花々と過ごす楽しみ等、家計決算一覧と共に伺いました。心の豊かさは家族で培うものだと思わされました。
・グループに分かれての話し合いでは、今年の暮らしへの希望や決意、予算を立て気が付いたことや質問などを自由に話し合いました。
家族のこの一年の暮らしの為にも責任をもって予算を考え、その時の思いと決心を忘れずに予算を守る努力をしよう!と思える時間でした。
(I記)
9月勉強会
9月22日(金)10:00~12:00 出席52名
読書 「家事家計の目標」(『家事家計篇』第一章 家庭経済の出発点と到達点)
毎年のことながら、9月の勉強会は11月の家事家計講習会に向けての準備として行われました。16友の会が集まって開かれた南関東部会で学びあったことも加えられ充実した内容でした。
中でも数年前からお米の栄養価が見直されて来ていて “もっとお米を食べましょう!”の掛け声は積極的になってきました。そこで特に子育て真っ最中の30~49歳のお母さんに勧められました。精白米2に胚芽米1の割合のご飯には、食物繊維・VB1が精白米だけより多く含まれていて、さらにこの年代の必要カロリーの半分は、胚芽米の入ったご飯からとれているからです。また、気を付けたい塩分のことと、副食物費の予算立ての基となる食品の100G単価と目安量から出される30~49歳女子1日の副食物費570円と昨年より20円アップの数字も算出されました。そして、光熱費の目安金額も見直されました。子供の活動の中からは小学生の小遣い帳が取り上げられ、目的をもって使うために予算を立てるとか人のために使えるようになど家計簿なみに学びあっていることなど盛りだくさんのプログラムでした。
この日はミニセールもあり、鍋つかみや子供の布おもちゃ・パン・クッキーなど数最寄から出されていました。ほかに食器類も出されました。
(A記)
7月勉強会
7月14日(金)10:00~12:00 出席 48名
読書 「閑人」 『友への手紙』
内容 ・家計簿の6ヵ月平均を見合う
6グループに分かれて話し合い、発表
・アンケート<4月紙袋・ビニール袋についての調べもの、5月鍋類の調べもの>から分かったこと (住グル-プ)
・ミニセール
家計簿の1月から6月の6ヵ月平均を持ち寄り、グループに分かれて見合いました。家事家計会に向けて、どうすれば家計簿を続けられるのか、家計簿を続けると、どのような事がわかってくるのかなど、の事例も含めた話し合いをしました。
世代が替わると家計の内容も若い頃とは替わって来るので、予算を立てたら、とにかく家計簿をつけて、3ヵ月、6ヵ月などで見直すことが大切なようです。
4月から始まった住グループの調べものは、普段、何気なく接している袋類や鍋類の整理整頓の良い機会を与えてくれています。参考になる各家庭での取り組みが紹介されました。家庭にある鍋類の数調べでは、多い人は30個位、少ない人は5個と、各家庭の様子が表れて面白かったです。
ミニセールは三最寄りから、くるみ饅頭、花ふきんやパン等、手仕事の会からコースター等が出品されました。
(N記)
6月勉強会
6月23日(金)10:00~12:00 出席 49名
読書 「よき生活の第一歩」 『真理のかがやき』
内容 ・買い物調べ、食事調べを見合って
最寄の見合いから 石上最寄 善行最寄 寒川茅ヶ崎北最寄
4グループに分かれて話し合い
・「健康をつくる食事Ⅱ」から(Tさん)
・糊づけについて(衣勉強グループ)
・ミニセール
○5月に取り組んだ買い物調べ、食事調べからわかったこと、疑問に思ったことなどを、青菜、穀類を中心に話し合いました。青菜では、どんな種類を購入しているか、調理の仕方、目安の量を摂るための工夫を聞き合いました。穀類では、ご飯はお米に換算することを確認。「健康をつくる食事Ⅱ」のお話では、p11の赤丸表で青菜、穀類が栄養的に優れていることがよくわかりました。p26には青菜の種類が載っていて参考になります。
たくさんの方との話し合いは活気のある楽しいものでした。調べものをやりっぱなしにしないで振り返りをするのは大事だと改めて感じました。また、「健康をつくる食事Ⅱ」を上手に使うと更に理解が深まると思いました。
○CMCを使った糊づけの仕方を、衣勉強グループの皆さんに丁寧に教えていただきました。糊と水の割合、糊をしっかりもみ込むことなど、知っているようであやふやにしていたことが多くありました。展示されていた糊のきいたテーブルクロスやエプロンは、パリッとシャキッとしていてとても美しかったです。
○ミニセールには6最寄と生活工芸グループから出品がありました。
(K記)
5月勉強会
5月30日 10:00~12:00
読書「友への手紙」より、「生命のかがやき」
生活工芸による勉強会は基本に立ち返っての「スケッチ」。
最初にレクチャーがあるのかと思いきや、花や置物などの静物を自由に選んで描いてみてと言われ、どうしたらよいのか困りました。アドバイスは「よく見て。」だけです。
でもよく見ていると花の中心部の微妙な色の差や、花のつき具合がわかってきて夢中になって描きました。苦手なこともやってみる大切さ、皆で描いてみる楽しさも感じました。
日常ではゆっくりじっくり何かをすることはなかったので貴重で贅沢な時間を味わうことが出来ました。勉強会の後は毎回最寄から出品される衣や食のミニセールがあります。
今回は変わった具の入ったスコーンの出品もあり、これからも楽しみです。
(T記)