2016年度 おとなとこどもの生活発表会(2月勉強会)

第1日

日 時 2月24日(金)10:00~12:30
参加者 66名 お客様 3名

読書「われらの研究室」-みどりごの心-

<プログラム>

・アイロンがけの机上講習(辻堂浜竹最寄)
・3日間の食事調べから(食勉強グループ)
・キッシュの机上講習 (寒川茅ヶ崎北最寄)
・展示、販売品の説明

〇ワイシャツのアイロンがけ
まず毛布を使ったアイロン台の作り方の説明。次にワイシャツのしめり具合をチェックしておく、アイロン台のしわをのばしておくことなど事前にしておくことの説明があり、最後にAさんが、手際よく丁寧にアイロンがけの手順を実演。きれいに仕上がったワイシャツはとても気持ちがいい。

〇3日間の食事調べから
・今年度全体で調べをして提出は32名。
・年代別に食品群がとれているかを〇(摂れている)△(少量摂れている)×(摂れていない)の3つの印で表し、Uさんが説明。

[考察の結果]

・卵が撮れていない人がいるが、一日40gは摂って欲しい。
・肉は摂り過ぎが多く、魚は摂れ方が少ない。次年度はグループでも魚料理の勉強会をしたい。
・青菜は摂れていないのが目立った。小松菜はカルシウムがほうれん草の5倍あるので、もっと食べて欲しい。
・果物は価格が高いからか若い人は摂りにくい様子。目安量の半分は柑橘類で摂るようにするといい。みかんの皮はジャムまたはピールに、中身は砂糖をかけて袋に入れて冷凍することもできる。
・気がついたこととして
 *ごまは種実に入れている人がいるが、豆、大豆製品に入れること。
 *海藻、こんにゃくはその他の野菜に入れる。
 *調べを続けていくと目安量が体で覚えられるようになるので、是非続けて調べに参加して欲しい。

〇キッシュの机上講習
2月に最寄講習会でやった簡単キッシュから、フードプロセッサーを使ってねかせないで作るキッシュの生地作りをTさんとMさんが丁寧に机上講習。材料の粉とバター、卵はよく冷やしておくこと、生地の重ね方、たたみ方などのポイントがわかりやすく伝わったと思う。
キッシュは野菜入りとりんごとレーズンの入った2種を紹介。焼き上がりがとても楽しみ。是非お子さんと一緒に作って欲しいとのこと。

その後、各最寄から展示、販売についての説明があった。防災ポシェット、防災頭巾、鍋帽子の活用方法、食材の下ごしらえ、朝食に100gの野菜を、などそれぞれ最寄や勉強グループなどの一年の勉強の成果の発表の場となった。この発表会がまた次年度につながる一歩となることを願う。

(IA記)

第2日

日 時 2月25日(土)10:0012:00

読 書 「力は出るもの出せるもの」(『子供読本』)

<プログラム>

・小さい子どものいる家庭の備え(防災について)(善行最寄)
・紙芝居「使用済み切手を集めよう」(公共係)
・ドアプレート作り(子ども生活学校)
・子ども生活学校1年間の振り返り(子ども生活学校)

生活発表会2日目は生活学校に参加している小学生も一緒です。
善行最寄の発表では、もし災害が起きて避難場所へ行かなくてはならなくなったとき、どのような準備が必要か、子どもたち自身が荷物を持って逃げるためにはどのように準備したらよいかなど、具体的な話がありました。生活学校に参加しているTくん兄弟がモデルとして実演してくれました。
次に、私達が集めている古切手が、どのような形で国際援助につながるのかということがわかる紙芝居を見ました。これは、以前藤沢にお招きしたJOCSが作成したものです。途中でクイズもあり、盛り上がりつつ、古切手を集めるときのポイントを学びました。
続いて、次年度に向けて、生活学校のためのドアプレートを作りました。ビーズや木の実、リボン、ペットボトルのキャップなど、思い思いのパーツを持ち寄りドアプレートをデコレーションしました。完成品は、4月からの生活学校で玄関に飾りますのでお楽しみに!
最後に、生活学校の1年の歩みを、写真を見ながら子どもたちが一人ひとり発表しました。
「おとなとこどもの生活発表会」も今年で3回目。2日間の発表や展示、販売なども定着してきました。今回の内容が新年度からの生活勉強に活かされることを願います。

(IH記)


9月勉強会

9月23日(金)10:00~12:00

出席 60名 子ども2名(同室託児)

読書 「現実と理想」『友への手紙』

内容 ・南関東部会から

    「健康をつくる食事Ⅱ」について

     光熱費勉強会について

  ・家事家計講習会に向けて

     100g単価と会員用手引きの説明  家計グループから

     託児について

  ・「こそだての樹」について

         ・ミニセール

  家事家計講習会に向けての勉強会でした。

〇南関東部会でも話をされたTさんから「健康   をつくる食事Ⅱ」についての話では、ページを   追いながら脂肪酸の種類が記載されていること、目安の量の白砂糖に黒砂糖が加わったこと、食費の考え方の調味料の部分で塩分のとり過ぎにならないよう食塩、醤油の分量が減ったこと、幼児の目安の量の食品にきな粉が加わったこと、ひじきは昔は鉄鍋で煮ていたので鉄分が多かったが、今はステンレス鍋の方が多いので鉄の摂取が思ったより少ないことなどの説明があり、ゆっくり読んで最寄などでも勉強を深めてほしいと言われました。ひじきに関しては皆、関心が高い様子でした。

 

〇南関東部の光熱費の勉強会では、6月から2か月に1回、20名が集まって光熱費の目安の見直しをしているが、電気器具の種類の多さ、売電、家族構成などさまざまの事情があり、難しさを感じているそうです。

 

〇家事家計講習会に向けて7月の100g単価を考える会で決まった副食物費、主食費、調味料費についての説明がありました。今年度は胚芽米と乾麺が上がって主食費が3,200円から3,300円と100円UPで女子(3049才)1か月の食費は21,400円となりました。家計簿をきちんとつけて工夫することで、今後の消費税UPにも不安なく暮らせると以前の婦人之友の紹介もありました。

 

100g単価については若い人の取り組みがとても大切なので、買い物調べ等の参加を是非お願したいとありました。

 

〇託児については託児食、医療機関についてなどの共通の注意点などの話がありました。

 

〇「こそだての樹」については全国生活研究会に出席されたIさんからプロジェクターを使って丁寧な説明がありました。藤沢友の会のホームページからもつながることが出来るので、多くの人に関心を持ってもらい、広がっていくことを願っています。

 

 

〇ミニセールでは、今回は製作品の出品もあり皆楽しそうに買い物をしました。

 

 

家事家計講習会を前に読書の「いつの場合でも現実はより高いものになってゆくための一階段である」ことを思い、熱を持って準備をしていきたいと思いました。

                (I記)


7月勉強会

7月15日(金)10:00~12:15

出席 58名  子ども3名(同室託児)

読書 「光にあゆむ」 『友への手紙』

内容 ・鍋帽子の保冷効果について(藤が岡最寄)

   ・クレジットカード、プリペイドカードなどの記帳について

   (寒川茅ヶ崎北最寄)

   ・6か月平均を見合う

   ・ミニセール

1学期最後の勉強会となりました。まずこれ からの季節に向かってもぴったりの、鍋帽子の保冷効果について最寄で実験をした話がありました。最寄で何となくマンネリになっている鍋帽子について、 「もっと使い方を見直してみよう、本も使ってレシピを増やそう」との話し合いからでした。

プリンやゼリーなど冷やしたいものを、ステンレスのバットに保冷剤を置いたものでサンドする形にして鍋帽子をかぶせておくと、大体3時間~4時間後には完全にかたまって、よく冷えた状態になるとの発表でした。麦茶やスイカなど冷蔵庫がいっぱいの時にも利用でき、省エネにもなって是非やってみたいと思いました。

カードの記帳については、最寄で一生懸命家計簿をつけているTさんのカードの記帳の仕方がわからないとの声から、最寄でカードについて種類、機能、記帳の仕方など、時にはよくわからないで喧々諤々とした話し合いになりながら、勉強している様子が話されました。

今やカードは若い年代だけでなく、 最寄でもほとんどの人が持っていて、カードでの買い物は普通になっている。お財布を通らないお金の行方を預貯金欄を正しく記帳することで把握し、カードを 便利に使いこなせるよう、若い会員にも時には教えてもらい、少しづつ進歩していきたい、と前向きな姿が印象的でした。

その後、6か月平均を4つのグループ(教育費のある年代とない年代を3つ)に分かれて見合いました。電力自由化の話が出たグループもありました。各グループの報告を聞き合い、ミニセールをして勉強会を終えました。(I記)


5月勉強会   生活工芸を親しむ 第2弾

5月31日(火) 10:00~12:00

出席  31人(受講者 24人  係 4人  委員会 3人)

読書  『詩と田』 「自由・協力・愛」

内容  生活工芸に親しむ(第2弾)  ブックカバーにステンシル! 

 

      デッサン → デザイン → 型紙作り → 染め

昨年度4月勉強会では、●や■をデザインし、型紙を作り染める勉強をしました。今回の勉強会では、自分で写生してきた絵をデザインし、自分の型紙作りに挑戦しました。ベージュ・ピンク・ブルーの布地の中から選んで、自分の色を作り、ブックカバーに染めました。ステンシルを初めてした人は3人でした。数名ずつ前に出て、作品を見合うことをしました。初めての人も経験のある方もそれぞれ工夫した作品が出来ました。

  

感想

・思ったより難しくなかった。

・デッサンをデザインするのが難しい。

・細い線のカットが難しく、切れてしまった。

     

 短い時間でしたが、ほとんどの人がそれぞれの個性が表れ、素敵な作品ーブックカバーに染め上げることができました。デザイン化・カット・色づくりは難しいけれど、楽しい時間です。1枚の小さな型紙から、ブックカバーだけでなく、エプロン・バック・テーブルクロスなど大きな作品も出来ます。ご興味のある方は、生活工芸Gの活動日(第1・4月曜日)にご参加ください。

 

              (T記)