夏の外出着は汗の始末が大切です。着るたびに洗濯をしたりクリーニングに出しますか?
何度も洗濯をしていては生地の風合いが損なわれます。汗の始末は水を使って簡単にさっぱりさせましょう。
汗の具合によって3つの方法があります。喪服にも使えます。もちろん綿や麻、レース地の洋服にも。
ちょっと汗をかいたなというときは、水で固くしぼったタオルを写真のように折り、服を裏返して汗になったところを襟ー袖下ー背中の順に、タオルの面を変えながらたたいて汗を薄めます。
パンツは裏返してウエスト周りを中心にたたきます。その後ハンガーにかけて室内で乾かします。
特に水洗いしたくないシルク、ウール、レーヨンはこの方法で。
表に染み出すほど汗をかいたときは霧吹きなどで(1)よりたっぷりの水を使って汗を薄めます。
浴室で、服を裏返してハンガーにかけ、襟ー肩ーうしろ身頃ーまえ身頃ー袖下ーウエスト周りの順に上から霧を吹きます。
洋服にしっかり(色が変わるくらい)霧を吹いたらタオルではさんで水けをとり、そのまま干しておきます。
ぐっしょり汗をかいたら、洋服を裏返し汗になった上身頃の背中を下にしてたっぷりの水にサブっと手早くくくらせ、ぬれたほうを下にして軽く脱水し、すぐ振りさばいてハンガーにかけて室内で乾かしましょう。