今日はどんなことをしたのかな

  第4回      11/19 

 第3回              10/19

第2回                6/29

第1回(開校式) 5/11


第4回子ども生活学校 11月19日(土) 10:00~12:00

   参加者 15名  スタッフ 4名

   読書  羽仁もと子著『子供読本』「えんりょは無用」

   参加費 200円

「今日の参加費はおうちの人が働いて手に入れたお金を生活学校のために渡してくれたお金だから大事に使おう、そのためには使い道を ①勉強のため

 ②人のため ③遊びのため ④その他 ⑤食べ物 に分けて考えてみよう。

 ②人のためは家族やお友達へのプレゼントなどを買う以外に、困っている

人のために募金という方法もある。 今年は災害も多く、住んでいた家が壊れたり流されたりした人たちがいる。 そんな人たちのために自分の持っているお金の一部でも差し出すことを考えて見てほしい」と話しました。

 

そして両替した200円とおこづかい帳のコピーを渡し、今あるお金200円を

記入、次にその日のおやつ代50円をを書いた後、募金をして、その額を記入しました。200円からおやつ代と募金を引いた残りがバザーで使える額です。

 

買い物は2チームに分かれて前半後半で売り子とお客に分かれました。

品物はどれも格安で子どもたちは真剣そのもの、値札と同じ額のお金を売り子さんに渡しチェックを受けたら自分のかごに入れます。

 

ただ、小さい子は買い物することが初めてで、20円の物を買うのに10円玉と50円玉を出したり、50円玉で払ったらおつりがたくさん戻ってきて

びっくり!!おこづかい記帳も10-2は出来ても、100-20は出来ない??

それでもスタッフの助けを借りながら、現金合わせまでしました。

 

おこづかいをもらっている高学年に話を聞きました

お手伝いを休まずしたらもらえる制度やおこづかい帳と残金が合ったらもらえる制度などがありました。ただ、買い物が特になく、貯めている状態もあり

今回のお金を使う体験は楽しかったようで、買った品物を嬉しそうに見せて

くれました。

 

生活学校を通して、大切なお金を使う時、よく考えて自分のことだけでなく

家族や社会へも目をむけられるように…と願っています。

 

次回は 2月29日(土)10:00~       (T記)


第3回子ども生活学校 10月19日(土) 10:00~13:00

参加者 9名

善行駅に集合し、スーパーでチームに分かれて豚汁の材料を買いました

 

リーダーにはお財布、副リーダーには買い物リストを渡し、スタッフは後からついて歩きます。

 

渡された1,000円で買えるように考えること、セルフレジでの支払い、エコバックで手分けして持ち帰るなど貴重な実体験の場でした。友の家に到着後は毎回の歌と読書、今回は、羽仁もと子著『子供読本』から

「力は出るもの出せるもの」を読み

買い物の内容を表につけて現金合わせをしました

いよいよ、豚汁作りです

里芋の皮むきも皆が挑戦。包丁の背中で剥ぐのは、手慣れたリーダーすら

初体験、でもすぐコツをつかみ、得意げに剥いでいました。

他の子達も最初はこわごわ、でも何とか剥ぎました。手がかゆくなるのも一つの経験。他の野菜もいちょう切りに小口切りなど確かめながら切って

いきました。チームによってこだわり加減も違い、できあがりも見た目がかなり違っていました。

 

昼食は作った豚汁と各自持ってきたおにぎりです。前回はおにぎりを実習したので聞いてみると半分の子達が自分で作ってきました。

 

内容として低学年の子には難しいこともありますが、高学年の子がすることをまず見ること、やってみることは一つのステップとして重要だと感じました。

子ども達の「力は出るもの出せるもの」を信じて感じたり考えたりする機会を提供していきたいと思います。

 

次回は11月19日(土)です         (T記)


第2回子ども生活学校 6月29日(土) 10:00~13:00

参加者は10名で、2回目の子ども生活学校が

開かれました。

 今回は、お鍋でご飯を炊き、おにぎりを

作りました。あえてラップは使わず手を良く洗って握りましたが・・・!?

 1個目は手のひらいっぱいにご飯粒が!!! 

でも2個目は ほとんどの子が上手に出来ました。(^^)

 固いお米が水を入れて炊いたら柔らかくなることは知っていても、手で直に触ると こんなにもくっつき、それを適度に濡らした手で握ると、上手くまとまるということは、ラップを使っては分からないこと。

大事なご飯粒が多少犠牲になったのは胸が痛みましたが、衛生面には

注意しながら五感、特に今回は触感を使う貴重な機会となり良かったかなと

思っています。

 

おかずの一部も作りましたが、器用にピーラーや包丁を操る子もいれば、

初めてで、怖がる子もいましたが、一緒に作ることで良い刺激を受けていた

ようです。鶏のべっこう煮、粉ふき芋、人参グラッセ、キュウリの漬け物を

おにぎりと一緒に自分のお弁当箱に詰め、記念撮影の後、皆で食べました。

 また、夏休みに今日のことも生かし、おうちの人のために力を出す きっかけになればとお手伝いの励み表を渡しました。この励み表は友の会の幼児15名と生活学校に参加していない小学生25名にも配布しています。

9月の幼児小学生を持つ母のグループの集まりでも話題に出来ればと

思っています。

後片付けは机移動と食器洗い、自由に選んでもらうと食器洗いはほとんどいなくて、大人の期待通りには進みません。

 でも生活学校第2回を終えて子ども達は良い機会、場面があれば驚くほど

生き生きと力を出すことに気づきました。生活学校はあと4回、今後も生活に密着した体験を通して皆で成長していきたいと思います。(T記)


第1回 5月11日(土) 10:00~13:00

参加者は10名。新たに3名の1年生を迎えて、今年の第1回子ども生活学校(開校式)がはじまりました。めあては「よくみる よくきく よくする」と「人のために力を出すこと」です。

使用済み切手集めは昨年に引き続きすることにしました。

・読書は「きまりのわるさはちょっとのま」  『子供読本』

・名札作り 

牛乳パックのビニールコーティングされているところに布をおいてアイロンを当てるとビニールが溶けて布がくっつきます。皆、思い思いの布を選び、好きな形や大きさに切ってオリジナルの名札を作りました。おうちの人の分も作った人もいました。実用的かどうかは別として個性豊かな楽しい名札が出来上がりました。

・名札を付けて自己紹介

・今年の子ども生活学校のテーマソングの練習もしました

・昼食です。

皆でお弁当をいただきました。デザートは黒糖寒天。仕上げのお手伝いに自ら行ったり、スプーンなども配り頼もしかったです。食後の食器洗いも皆、率先して働きました。

・使ったホールの雑巾がけ

ホールだけのつもりが、その先の廊下まできれいに拭いて!!!

子どもたちのパワーに圧倒されつつ、何とか無事に終えることが出来ました。

次回の生活学校は 6月29日(土)です。

内容は ご飯を炊くこと、おにぎりを作ること、お弁当箱につめてみることをします。                    (T記)