3月13日(水) 9:30~13:00
今年度最後の集まりがありました。今日は元奉仕部で作っていたお弁当の実習です。
出席 9人(部員以外の方に参加も呼びかけましたが参加はおひとりでした。)
久しぶりにお弁当箱を洗い、友の家の庭の「はらん」を用意してワクワクしながら始まりました。
メニューは
・桜えびご飯
・いんろう煮
・金時豆
・菜の花の辛し和え
・手まり麩と三つ葉のお清し
・道明寺桜もち
です。
担当に分かれ、ポイントになる個所はそれぞれに、説明をしながら作り始めました。
お台所は昆布とかつおのおだしの良い香りがしています。
いんろう煮の具はひき肉をとても丁寧に時間をかけてこねてから野菜を混ぜて高野豆腐に詰め、
おいしいだし汁で作ったたっぷりの煮汁でゆっくり煮含めました。
菜の花の辛し和えは小松菜と合わせて作られましたが、緑がとても鮮やかに茹で上がっていました。
桜もちは一晩水につけたもち米を布巾に包み、すりこぎでたたき細かくして色付けして蒸します。
蒸しあがったお米は蜜につけて蒸らします。出来がったきれいな桜色の道明寺で餡を包み桜の葉を巻きました。
桜えびの香がしっかりしたご飯とあらかじめ作ってきた金時豆も加えお弁当箱に詰めました。
色合いも落ち着いてとても素敵なお弁当が出来上がりました。
和紙で作ったランチョンマットをしいてお出汁のきいたお清ましとともにみんなでいただきました。
なんておいしいんでしょう!丁寧に作ったお料理は格別のおいしさです。
食のグループの方々の培ってきた知識や手ぎわを知ることはとても良い機会でした。
桜餅は2種類あり、関東では薄い生地にあんこをはさんだ長命寺、関西ではもちもち生地であんこを包んだ道明寺。一昔前は関西では「桜もちといえば道明寺」に決まっていたとの事。雑学も学べます。
2月の生活勉強発表会では手作り品の展示販売も行いました。
来年度も読書、手仕事、お料理など楽しく活動したいと思います。
読書感想の時間をを大切にそしてみんなで手仕事を続けていきましょう・・・
また大切な財産である奉仕部のお弁当が次代に繋がってゆくことを願って・・・
(O&H記)