参加者:子ども10名 大人2名(付き添い) スタッフ5名
【プログラム】
*読書:絵本『おさいふの神様』
* ~売ってみよう・買ってみよう~の説明と公共費(ウクライナ募金)の話
*売りもの紹介
*一番欲しいもの一つだけ買う
*売ってみよう・買ってみよう~自由に買う人売る人になって~
*売ったもの買ったものリストの集計
*こづかい帳のつけ方説明
*こづかい帳に記帳する
*ホールの床を雑巾がけ
はじめにこどもたちが持ってきた、売ってみたいものをひとりずつ説明しましたが、最初は恥ずかしがって、聞き取れないくらい小さな声で遠慮がちに話していました。そのあと、お店の品物を順番に全員で見て回りました。使わなく買ったおもちゃや文房具、漫画、手作りのものではヘアバンドやアクセサリー、折り紙やバッチ、アイロンビーズ、チョークなど、この日のために一生懸命準備したものがたくさん集まりました。その中から自分が一番買いたいものに一つだけ札を置いて買うことができるようにしました。
このころからみんな前のめりになりながら、これが欲しいな、あれもいいなとだんだん声が元気になってきました。買いたい品物が重なった子は相談したりじゃんけんして解決しました。
そしていよいよ「売ってみよう、買ってみよう」の時間です。細かいルールは決めず子どもたちに任せて、自由に売り子になったり買う人になったりしました。買いたい人が来ても売り子さんがいない店もありましたが、そのときは後ろに控えている大人が「〇〇ちゃーん、お客さんですよー」と声をかけたり、代わりにお金を受け取ったりして協力しました。
終わりの時間が来てもなかなかやめることができず時間オーバーになるほどでした。
買い物のあとは、おこづかいちょうのつけかたをSちゃんが説明してくれてみんなで一生懸命に計算と記帳をしました。小さい子にはちょっと難しかったようで、お母さんがつきっきりで一緒にして、おうちに帰ってからも手伝ってもらって完成できたと報告がありました。
最後に感想を聞くと「楽しかった」「計算がちょっと難しかった」などと多くの子が話してくれました。また、持ってきたものを買ってもらえるようにおすすめして売るように工夫したという感想もありました。帰り際にウクライナに募金してくれた子もいました。
片づけの後、みんなで広いホールの雑巾がけをしました。みんな張り切って楽しそうにあっという間にピカピカにしてくれました。子どもは何でも遊びに代えてしまう天才です。これで今日のプログラムはすべて終了しました。
子どもも大人も実際のお金を使う体験が少なくなっています。楽しくおこづかいちょうをつけるきっかけになればうれしいです。大人も子どもたちに元気をもらい楽しいひとときでした。(M記)
参加者:子ども8名 大人9名 スタッフ3名
夏の子ども係の企画として、夏休み直前の土曜日に友の家で“藍のたたき染めをしよう”の集まりを行いました。
参加者は会員4名を含む大人9名、子ども8名、係3名の計20名でした。
種から自分で育てた藍の葉で染め物をしようということで行った集まりで、藍の生えた植木鉢を持って来てくださった方もいたのですが、種まきの時期が5月~6月でそれぞれの家で育てた藍はまだ小さかったので、子ども係の家の庭で育てた朝摘みの藍を使いました。
草木染めの中で青い色を染められる藍について簡単な説明をしてから、無地のエコバッグの上に思い思いにデザインを考えながら藍の葉っぱを置いて、トントンとんかちでたたいて、葉の汁を布に染み込ませて模様つけをしました。
子どもも大人もみんないろいろ工夫して考えながら葉っぱを置き、クリアファイルで挟んだ上から勢いよくたたきます。しばらくの間は誰がしゃべっていても聞き取れないくらいのにぎやかさでした。
たたき終わって葉っぱを取り除いて、見本のバッグを一つ石けんで洗ってみました。石けんはみどりの泡になり、ほんのり青い色の葉っぱの模様が浮かんでくると、子どもたちやママたちの「おーっ」という歓声が聞こえます。
洗ってからさらに時間が経つと、みどりから青に色が変わっていく様子も見ることができました。
今回はバックはお家で洗ってもらうことにして、葉の汁を染み込ませたところでみんなの作品を並べて見合いました。
それぞれ自分でデザインしたオリジナルのマイエコバッグがステキにできあがりました!
終わりに、ミキサーを使って藍の生葉染めのデモンストレーションをして、終了。
みどりの染液から出した毛糸やシルク布が、きれいな青にかわる様子を見た子どもたち、これまた「おーっ」と驚いている様子でした。
藍の生葉のあるこの季節だけしかできない、たたき染め、生葉染め。
植物が与えてくれる色の美しさと不思議を感じてもらえていたら嬉しいです。 (H記)
昨年に引き続き、今年も夏休みのオンラインラジオ体操を行いました。
前半7/27から4日間、後半8/24から3日間の計7日間、朝6時半からでしたが、前半は毎日13名前後、後半は10名前後の方の参加がありました。
オンラインでの実施のためホストである自分がが寝坊したらどうしようと初日はだいぶ緊張しましたが、なんとか全日程を時間どおり行うことができました。休みの日は寝坊したい娘たちも早起きすることができて、余裕をもって朝の時間を過ごすことができました。
オンラインの良いところは自宅ですぐに参加できること。
雨の日でも、起き抜けのノーメイクでも大丈夫なので参加しやすい、との感想もありました。
<参加者の感想から>
・体操で始まる1日は気持ちいい。
・子どもたちの元気な顔を見ることができて楽しかった。時間に間に合うようにと家事もはかどった。
・1人ではサボりがちだったラジオ体操の習慣、みんなですると頑張れた。これを機にこれからも続けたい。
・子どもをいつもより早く起こして参加しました。朝の出発までに余裕ができ、朝のバタバタがなく穏やかに過ごせました。子どもは、体操も画面でみんなの顔を見られるのも楽しみにしていました。
・7月のラジオ体操をきっかけに、子どもが毎日やりたい!と言い出し、帰省先でも毎日続けました。
昨年から引き継いでやってみましたが、とても楽しく気持ち良い時間になりました。
実際に会えることが一番ですが、オンラインでできる楽しいことも、増やしていけると良いなと思いました。
来年もきっと実施されると思いますので、もっとたくさんの方に参加していただき、私も参加したいと思います。
(K記)
参加者:会員8名 会員外5名 子ども11名 スタッフ3名
春休み初日、春を感じたいとイチゴ大福づくりに挑戦しました。
「春のオンラインクッキング」と銘打ちZoomを利用して、大人も子どもも一緒に自宅のキッチンでのスイーツ作りです。
レシピはあらかじめ参加者に配布し、材料を各家庭で揃えておいてもらいました。
当日は講師の説明を聞きながら、それぞれ自宅キッチンで同時進行で作業します。
白玉粉をレンジにかけて求肥を作ったり、あんを丸めたり。
いっしょうけんめい手を動かしてあっという間にイチゴ大福が5個完成しました。
参加者の感想から…
・大きいイチゴは包むのが大変だったけど小さいイチゴではうまく包めて楽しかった
・形はイマイチでも簡単においしくできて感動!
・30分でできるなんて驚き!そしておいしくてまた驚き!!
・求肥がこんなに簡単にできるとはびっくり!自分で作れるなんて思わなかったので、今度は教わった羽二重餅などもつくってみたい
この企画は子どもたちとなかなか対面で集まれない中、係と子どもたちとの往復はがきのやり取りの中の「みんなとやりたいこと」から生まれました。
子どもたちにとって、画面越しでもみんなで同じ時間に同じレシピでおいしいお菓子を作ったことは楽しい思い出の一つになったことでしょう。親子で一緒に一つのものを作る、という経験もとてもいい時間になりました。(A記)