今年度の生活勉強会は「おとなとこどもの生活発表会」と題し、2日間にわたって実施されました。
◎1日目 2月20日(金)10:00~12:00
出席64名 子ども5名 お客様2名
<プログラム>
・読書「私の家庭観」友の新聞683号(「友への手紙」より)
・生活基本時刻を調べて[辻堂小和田方面]
2014年の全国友の会生活時間調べを受けて、前回の調べから継続して方面全体で生活基本時刻調べに取り組んできた辻堂小和田方面による考察と報告。
・食費光熱費調べからわかること[資料部]
会員にとって最も身近な調べ物である毎月の食費光熱費調べから、昨年1年間の各年代ごとの傾向や、4月の増税以降の変化について。
・簡易クリーニング「ウール上着の日常手入れ」[衣の勉強グループ]
普段からこまめに手入れをすることで快適に着用し、クリーニングの回数を減らすための、ウール上着の簡易クリーニングの方法について机上講習。
・DVD鑑賞「食料廃棄物は減らせるか」[全国生活研究会より]
まだ食べられる食物が「売れないから」と廃棄されていく現実を突きつけられ、私たちに出来ることは何か、考えさせられる内容でした。
どの発表も充実の内容で、熱心にメモを取る会員の姿があちこちで見られました。
このあとは展示コーナー、販売コーナーへ。
展示のコーナーでは、衣・食・住に分けてそれぞれの最寄が勉強してきたものが展示されました。他の最寄の勉強内容を知ることができ、自分たちの勉強の参考にもなるよい機会となりました。また、クッキーや手づくりの布おもちゃなどの販売もありました。
◎2日目 2月21日(土)10:00~12;00
出席43名 子ども19名(生活学校参加の小学生8名) お客様2名
<プログラム>
・読書「二兎をおうものは一兎をえず」(『子供読本』より)
2日目は子どもたちの輪読から始まりました。
・子ども生活学校の報告
今年度の活動の様子を写真とともに紹介。そのあと、子どもたちが一人ずつ「今年度一番楽しかったこと」「来年度やってみたいこと」を発表。
・簡単でおいしい缶詰料理[本藤沢最寄]
非常食を賞味期限切れで無駄にしてしまった反省から、定期的に食べつつ食べた分を補充する「ローリングストック」の方法を実践し、缶詰を普段の食卓に活用する工夫を勉強している本藤沢最寄の机上講習。
メニューは「サバ缶のトマト煮」。鍋帽子も使って、簡単でおいしそうな一品の完成です。
・ステンシルを楽しみましょう[子ども部・生活工芸勉強グループ]
大人も子どもも一緒に、持参したエプロンやバッグ、また白い布などに気に入った型を使ってステンシルを楽しみました。子どもたちは夏のお泊り会で既に体験済み。大人より手際よく作業を進める子もいて頼もしく感じられました。
このあとは、大人と子どもは分かれての活動です。
大人は、展示コーナーや販売コーナーへ。(子どもたちの様子はこちらをご覧ください)
2日目にはココアや甘酒の販売もあり、どのコーナーも活気にあふれた2日間でした。
来年度は方面がなくなるため、最寄のさらなる充実が課題です。新たな気持ちで始める新たな最寄での勉強に今回の生活発表会がよいきっかけとなることを願っています。
(I記)